CUCエネルギー株式会社

私たちが考えることIntroduction

近年、地球温暖化が原因であろう天災地変や動植物の生態系の異変が発生しています。
海水温度の上昇に伴う海面上昇や魚類の生息域の変化、極端な猛暑や寒渡、
大規模な干ばつや豪雨、森林火災がもたらす農作物の被害など……、
私たちの未来に大きな影響を与えるこれら事象に少しでも立ち向かいたいと考えます。

 私たちが目指すのは、自然との共生です。

 人類は長い歴史のなかで、自然の恵みを享受しながら自らの成長のため自然に手を加え、地球の限られた資源を使って今日の繁栄を築いてきましたが、その結果、環境そのものへ大きなダメージを与えてしまいました。
 これが今、気候変動がもたらす熱波、豪雨、干ばつその他人間社会の将来を危うくする現象となって、自然から痛烈な反撃を受け始めているのではないでしょうか。

 私たちは、ここでもう一度立ち止まり謙虚になって自然を観察し、自然の法則を学び、自然を再度尊重する活動を始めなければなりません。このみどり豊かな地球を人類が破滅に導く前に、自然との話し合いを進めたいと考えます。

 私たちは、千葉商科大学が国内大学初となる「自然エネルギー100%大学」の理念を実現するため、学校法人千葉学園の関連事業会社としてスタートしました。
 そのゴールは「再エネ100%による地域分散型エネルギー社会をつくる」というもので、これに到達するには「エネルギーの責任ある消費と再エネによる責任ある創出が必要となる」、つまり「みんなが自らのエネルギー使用量と同等の(もしくはそれよりも多い)量を再エネで創出すれば、社会全体として自然エネルギー100%を達成することができる」と考えています。

 これを『先従隗始』、まずは千葉商科大学が自ら実践に取り組んでいます。
 遊休地を使ったメガソーラー・全施設のLED照明化・建物屋上の太陽光発電・ソーラーシェアリングなど創エネ・省エネ対策、自動販売機の適切配置・教室の断熱化・仕掛学による室温管理など学生によるエネルギー削減への取組み、など様々な取組みに挑み、これらプロジェクトを推進するにあたっては、次の3つの要素を並行して進めてきました。

  1. ハードウェア 設備の新設や更新
  2. ソフトウェア EMSやCMSによる運用改善
  3. ハートウェア 学生や教職員に対する意識啓発・動機付け

 この結果、千葉商科大学は 2019年に電力では自然エネルギー100%(RE100)を日本の大学で初めて達成、私たちはこの活動を前面的にバックアップしています。

 私たちは現在、更なる目標に向かって歩みを続けており、これまで得られた知見や成果を各方面のより多くの皆さまに利用していただきたく、活動の範囲を広げていきたいと考えています。